お昼はなんで眠くなるのだろう??
お昼。
食事の後の、あの、なんとも言えない眠気。いっそのこと寝たい。と、何度思ったことか。という悩み、皆さんも感じたことあるのではないでしょうか??
誰もが気になるあの眠気。
眠くなるたびに、自分は怠け者なのではないだろうか。なんで集中していられないのだろうか。自己嫌悪に陥ることすらあるかもしれません。
この眠気、学生なら勉強、大人なら仕事の邪魔になりますよね…
私たちにできることはないのでしょうか??
もちろんあります!
今回は、あのお昼の眠気の対処となぜ眠くなるのかについて解説しようと思います。
どんな時眠くなる?
まずは、なぜ眠くなるのかについて考えていきましょう。皆さんがお昼眠くなる時間は何時頃でしょうか?もしくは、どんなことをしている時でしょうか?
多くの人は、午後 1 時 ~ 午後 3 時ぐらいの間ではないでしょうか?私自身、もっぱら 1 時過ぎの時間帯は眠気が出てきて、作業が集中できない時もあります。また、幸せな美味しいランチの後などは特に眠くなるのではないでしょうか?
それらの感覚は間違っていません。むしろ、眠くなって当然とも言えます。この記事では理由を、2 つ説明します。
眠くなる原因
- 血糖値の上昇
- 生理現象
血糖値の上昇
まず1つ目に血糖値の上昇が考えられます。人は、血糖値が上昇すると眠くなります。
よく、満腹になると脳の血流が少なくなって眠くなる、と言われることがありますが、そうではありません。
現在では、血糖値と眠気の関係を表す時に、 オレキシン作動性ニューロンの存在が重要だと考えられています。
オレキシン作動性ニューロンとは覚醒物質であるオレキシンを作る働きを持っています。
このニューロンのスイッチがオンになっていると、オレキシンが分泌され覚醒モードに、オフになっていると睡眠モードになると考えられています。
つまり、血圧の上がりやすい食事、ランチの時間は眠気がきやすい時間になるのは仕方がありません。
また、食事の内容によって血糖値の上昇は変わります。例えば、同じようなお昼でも白米と玄米では血糖値を上昇させる能力が違います。
この場合では白米の方が血糖値を上昇させる能力が高いため、玄米を食べたランチよりも白米を食べたランチの後の方が眠くなりやすいと考えられます。
生理現象
次に、眠気に襲われるのは生理現象であるということを説明します。
生理現象について説明する前に、皆さんは朝何時に起きるでしょうか。
私は、朝 7 時に起きるのが日課となっています。この場合、眠気がくるのは午後 3 時付近だと考えられます。実際に眠気に襲われるのは午後 1 時〜午後 3 時の間です。
これは、人は起床から 8 時間後と 22 時間後に眠気がくると考えられているからです
脳幹と呼ばれる、脳みその中心ぐらいの場所にある部位がその能力を発揮していると考えられています。
- 朝 6 時に起きる人ならば、午後 2 時ほど
- 朝 8 時に起きる人ならば午後 4 時ほど
前後はあれど、それぐらいの時間を目安に眠気に襲われることが多いと思います
自分の実際の起床時間と眠くなる時間を記録してみて、起床から何時間後に眠くなっているのかを計算してみてはいかがでしょうか。
人それぞれ差があると思うので、7 時間で眠気がくる人もいるでしょうし、6 時間や 9 時間で眠気がくる人もいるかもしれません。
眠いということは怠慢ではない
たくさん寝たはずなのにお昼に眠くなる
集中して授業を聞かないといけないのに眠くなる(もしかしたら授業が退屈ということもあるでしょう…)、会議中に目を開けていられなくなる、全く集中できなくて、作業が全く捗らない。
なんてこともあるでしょう。
そして、自分は怠けた人間だなと自己嫌悪に陥る人もいるかもしれません。
ですが、安心してください。
お昼に眠くなることは、多くの人にとってあたり前に付き合っていくことになる現象です。
あなただけではなく、尊敬する先輩だって眠気と戦っています。
対処編は次回の記事で
今回はなぜ眠くなるのか?
その原因を知り、眠くなることは仕方がないと感じてもらうための内容でしたが、
次回は、皆さんが気になっているであろう
じゃあ、どうすればいいの?に、お答えする記事を投稿します。
ぜひ、その記事を読んで自分の生活に取り入れたり、周りの人に教えてあげて、少しでもお昼の眠気に苦しむ人を減らしていくことができると
この記事を書いてよかったなと思いますので、ぜひ、広めていってもらえると嬉しいです。
では、今回も眠くなってきたので
ここら辺で。おやすみなさい。